2月7日、奈良女子大学の大学院生を対象にスタディツアーを実施しました。住環境学を専攻している留学生3名と先生がお越しになりました。災害をきっかけに食を通じた地域起こしの活動を始めたグループのお話を聞きながらランチをし、2014年8月の豪雨災害以降、現地災害対策本部長代理、元復興推進部長、現シティプロモーション担当理事を歴任されている方の講義の後は、自治体で森林管理を進めている地域の自治会長のお話を伺い、活動場所の見学をしました。
「災害からの復旧は、丹波市が本来持っている課題を乗り越えることにつながるのだと思った」や「高齢化が進んでいる丹波市では、どのように社会に活力をもたらすのでしょうか?」など、丹波市の復興プランやシティプロモーションに絡む鋭いコメントがたくさん聞かれました。また、同席して下さった「丹波市木の駅プロジェクト」の方からは「世界的に見ると森林伐採はとても重大な問題ですが、国内の森は適切に間伐しないと土砂災害などにつながります。住環境学を専攻している皆さんには、是非国産木材の使用を積極的に取り入れるよう呼び掛けていって欲しい」という提案がありました。
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