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10月29日から30日にかけて、兵庫県立大学減災復興政策研究科の学生4名と先生2名がスタディツアーに参加して下さいました。森林管理に取組んでいる2組の人・組織(北岡本と春日町平松区森林愛好会)を訪問し、異なる活動内容ながらも同じゴールである「森林保全を通じて地域を安全に、活性化する」ことを目指している方々からお話を伺いました。実際に整備が進んでいる森を歩くことで、自然との関わり方や森林作業の大変さを実感することができました。また、それぞれの活動について、「この地域で『若い世代』とはどのような年齢か?(答え:50~60代だそうです!)」や「土地の持ち主はどのように知るのか?(答え:古い地図や地籍調査の結果などの情報源があるが、作業円滑化のためにひとくくりにコミュニティの土地として管理している)」、「間伐した木はどこに出荷しているのか?」などといった質疑応答が積極的に展開され、各取組みについての理解が深まった様子でした。
そのほか、丹波市の名産である黒豆の枝豆や芋の収穫体験、山歩き、ジビエ料理などを各場所で味わわせていただき、同市の食の素晴らしさにも気付くことができました。丹波市スタディツアーでは、学びに加え地元住民の方々との対話や食の素晴らしさも体験することができると改めて認識できる機会となりました。
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