10月16日、神戸市にあるアジア防災センターにて研究をしているアジア諸国出身の客員研究員3名を対象に、スタディツアーを開催しました。インド、マレーシア、モルディブから来ている客員研究員は、日本各地を視察し研究を進めていますが、丹波市に来るのは初めてでした。
防災の視点で森づくりを進めている北岡本自治会を訪問した後、災害復旧現場を見学し、災害発生時の炊き出しをきっかけに活動をしているグループと交流しました。2014年8月豪雨後に建設された砂防ダムについて「このダムの費用はいくらくらいか?」と質問し、そのコストを聞いた参加者は「人の生活を守るためならいくらでも構わないですよね」と発言していました。また各住民と交流した際には、丹波市の地名の由来や、市内で発見された恐竜の化石についてなど、市内に住んでいる人でもなかなか知らない情報を教えていただき、参加者も生き生きと話を聞いていました。